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義務教育の浸透が国力となっています

最近では、世界各国の情報が入手できるようになってきており、これまで知らなかった国の事情を知る機会も多くなってきました。そういった情報に触れて常に感じることは、その国の国力は教育が大きく関わっているということです。日本のように義務教育が浸透して、誰もが字を読むことができ、計算ができるため、世の中はその前提の仕組みが出来上がっています。公共機関では、子ども、お年寄り、障害者を対象とした若干の調整はするものの、基本的に義務教育を経験していればできることに基準を設定しています。しかし、他の教育制度が確立していない国では、弱者ほど不利な立場となる様な状況になっており、最低限の暮らしさえ危ぶまれることがあります。これはいかに教育が大切であるかを示しており、すべての人が国を支えていくための下支えができているといえます。こういった制度は、当たり前になっているために気が付きにくいものですが、大切なものとして、これからも守っていく必要があります。

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