だれかに仕事を教えていくときには、まずは態度で示していくことが大切です。最初は自分で考えることはできないため、基本的な動作を目で見て教えていくことが大切です。目上の人への接し方、目下の人への接し方、さらにはお客さんへの接し方など、言葉で伝えられること以上に目で見て、肌で感じて伝わるとこがあるものなのです。もちろん、なぜそのように行動しいているか、の説明は言葉で補足していく必要がありますが、頭でっかちにならないように、まずは体で覚えるようにすることです。考えなくても自然とそのような行動ができるようになってくると、一定の判断基準ができてきます。こうなれば、考えて行動することができるようになってきますので、ある程度、仕事を任せることができるようになってきます。ただし、ここで気を付けることは、自分で判断してよいことと、相談すべきことの区分を判断する必要が出てきます。これはある程度の失敗を経て、身につけていくことですが、それも含めて教育ということができます。